「運動療法!『急性腰痛』をロックオン!」
-急性腰痛の集団において、運動療法は、無治療または他の保存的治療のどちらかと同程度の効果である。-
引用:Hayden JA, van Tulder MW, Malmivaara AV, Koes BW.
Meta-analysis: exercise therapy for
nonspecific low back pain.
Ann Intern Med 2005; 142(9):
765-75.
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「急性腰痛(発症から4週未満の腰痛)に対しては、
『運動しようが、ほっておいて生活しようが同じ』
のようである。
痛みの程度も、体の機能、就労(職場復帰や欠勤)においても差がないそうだ」
「ただし!!
何度も言おう!!
安静は良くない!段階的にもとの日常生活動作に取り組んでください」
「というのも、安静とエクササイズと通常の生活を比べている急性腰痛の治療に関する文献がある」
-急性腰痛患者のうち、痛みが許可された制限内で通常の活動を継続すると、安静または背部モビライゼーションのいずれよりも迅速な回復につながる。-
The treatment of acute low back pain--bed rest, exercises, or
ordinary activity?
Malmivaara A, Häkkinen U, Aro T, Heinrichs ML, Koskenniemi L,
Kuosma E, Lappi S, Paloheimo R, Servo C, Vaaranen V, et al.
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「今回の調査では、急性腰痛にフォーカスして運動に関する調査を行ったが
運動と一言でいっても多くの種類がある。」
「運動療法とはどんな運動があるのか、それは今後示していく予定である」
「また、急性腰痛という時期の分類に着目したが、さらなるカテゴライズによって
効果の期待できる体操や運動があるかもしれない。
さらなる調査を進める必要がある」