腰痛戦士"ヌノシン"のblog

彼の名は“ヌノシン”腰痛と戦う戦士である。 日本には実に4人に1人の割合で腰痛に苦しんでいる人たちがいる。 その中でも、原因が特定されていないと言われている 「非特異的腰痛」にあたる人は全体の85%と言われてる。 そして、彼もまたそのうちの一人である。 腰痛戦士ヌノシンは 社会の平和を守るため、今日も腰痛と戦う。

2014年05月

腰痛に対する運動療法はどんな運動が有効か、どれくらいの頻度が好ましいのか

‐運動の種類によって効果の差は認められない。

至適な運動量、頻度、期間については不明である。‐

(腰痛診療ガイドライン2012

 

「なに!?『どんな運動をしようが差がない』・・・だとぉ!?」ヌノシンショック

「今一度整理しなければなるまい、そもそも運動の種類は何がどれだけあるのかを」

 

「こんばんは、腰痛戦士ヌノシンです。」

「自分の腰痛を治したい」「腰痛有訴者を一刻も早く安心させたい、楽にさせてあげたい。」

「そんな思いを胸に、ここのところ腰痛対処法を調達する日々を送っているのだが、

私が指針としているガイドラインは、とうとう言葉をにごし始めた・・・

 

「『運動療法』と一言でいっても、運動の種類はさまざまだ

たとえ大勢を対象にした調査の報告では効果が明らかにされていなかったとしても

その人個人の状況や腰痛の時期、要因の違いによっては

効果を期待していいものがあるかもしれない。」

 

運動療法は大きく分けて8種類存在する

  通常の活動性維持(身体的制限があってもそれに抗して通常の活動を行うように勧めるなど)

  柔軟性訓練(ストレッチング)

  筋力強化訓練

  エアロビック(ウォーキングやサイクリング)

  アクア(プール内リハビリテーション)

  腰部安定化運動

  固有受容促通

  直接的腰椎体操(McKenzie法など)

(腰痛診療ガイドライン2012

「なるほど、通常の活動性維持やストレッチも運動療法に含むのだね・・・」

「それにしてもこれだけ多くの種類があれば、どんな運動だろうと『腰痛体操』なんて簡単に名目をつけられてもおかしくない」
 

「一方、巷ではどんな運動があるのだろうか」

「腰痛体操と称する代表の一つがマッケンジー(McKenzie)エクササイズ(参考リンクは➡こちら)、その他にも、これだけ体操(参考リンク➡こちら)では職場で簡単にできる体操とされていたり、腰痛とストレッチのまとめページ(リンク➡こちら)では、股関節回りのストレッチや腰を反らすストレッチ、ネコのポーズが紹介されている。筋力トレーニングと腰痛の組み合わせも珍しくないようだ(腰痛ナビリンク先は➡こちら

そして、ダンスと腰痛の組み合わせ(カーヴィーダンス➡参考リンクベリーダンス➡参考リンク)も存在する。」

 

「多すぎる・・・こうなってくると、ほんとうに何が良いのかわからない」

「せめて、体を壊すような運動はしたくないものだ」

「これだけ多くの運動療法が出回っているのにもかかわらず、年々腰痛有訴者数が増加傾向であるということが話をまた複雑にする」

「結局のところ、運動療法は8種類に大別されることはわかり、

個人の価値観や腰痛の状況によって適切な運動が選別できる能力は必要となってきそうである」

「やれやれ、病態が明らかにされていない腰痛とこの先どう戦うか

先が思いやられる」

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※ 当ブログに記載されている体操はご自身の責任において行ない下さい。起こったいかなる事象に対し、当方は一切の責任を負いません。専門家の指導の基実施されることをお勧めします。 

-腰痛×運動療法=時期によって効果は異なる-

-急性腰痛×運動療法=効果なし-

-慢性腰痛×運動療法=運動しておけば、とりあえずは良い-

(ヌノシン)

 

ガイドラインでは慢性腰痛(3カ月以上の腰痛)に対する運動療法を強く推奨していることを知ったヌノシンは調査をすすめた。

 

「腰痛有訴者を一刻も早く安心させたい」「楽にさせてあげたい」

ヌノシンにその願いはあるが腰痛の運動療法に関して

未だ期待の対処法を見つけてはいない。

 

 

一方で、世には多くの情報が出まわっている

「この運動をすれば治ります」

「この運動をすれば痛みがなくなります」

 

そんな過大表現に踊らされるわけではない

ただ、推奨されている「運動療法」には期待してしまっているのがヌノシンの本音である。

そして

「運動療法」と一言でいっても、運動の種類はさまざま

たとえ、大勢を対象にした調査報告では効果が明らかにされていなかったとしても

その人個人の状況や腰痛の時期要因の違いによっては

効果を期待していいものがあるかもしれない。

  

まずは、運動療法とはどんなものがあるのか

続いて、運動の種類に効果の差はあるのか、またどんな運動が有効か、どれくらいの頻度が好ましいのかヌノシンは調査をすすめた。


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【次回】腰痛戦士ヌノシン 第
2

4話 「腰痛×運動療法÷種類」

5/26(月)2000

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「先生のお話を聴くと元気が湧いてきます!」

サロン写真1_edited-1

92歳の彼女は、私の手を強く握り、そう言ってくださった

なんと、彼女は腰痛知らず(驚)

認知症で忘れてしまったのですか?()なんて冗談もわかってくださる人柄

まったく、どちらが元気をもらっているんだか・・・

元気の源は「声を出すこと」だそうで

「この歳になったら今を精一杯楽しむ!」

と、はきはきとした声で話してくださる。

見習うべき存在!女の鏡だ。

応援どうもありがとう!
これからも元気でいてください!

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「腰痛診療ガイドライン2012」では慢性腰痛に対する運動療法について以下のように記載されている

-慢性腰痛に対する保存的治療の一つとして運動療法は強く推奨される治療法であると言える。-
 

「 こんばんは、腰痛戦士ヌノシンです」
「慢性腰痛に運動療法は推奨度が『GradeA』
とガイドラインでは強くおススメしているようだ」
※Gradeとは➡
解説図(参考ページ) 

「コレを見て、私は勘違いするところだった。
とってもオススメしているからといって、とっても効果があるとまでは言っていない。」

        画像加工4kai画像加工4kai
どうやら①運動療法に対する否定的な論文はない点と
②他の保存的治療法と比較して優れている
という2点がオススメポイントということのようだ

「つまり、
『3カ月以上続く(非特異的)腰痛には
運動しておけば、とりあえずは良い』だからオススメ!」
表紙画像 ヌノシン_edited-1


「失礼かもしれないが、私はそんな具合に捉えている」


-運動療法は、特定のヘルスケアの集団において、痛みを減少させ、成人の慢性腰痛と機能の改善に少し効果があると思われる。-

Hayden JA1, van Tulder MW, Malmivaara AV, Koes BW.

Meta-analysis: exercise therapy for nonspecificlow back pain.

Ann Intern Med. 2005 May 3;142(9):765-75.

引用リンク元は➡こちら


「私は改めて思った。
長引くこの腰痛をなんとか治したいという人を相手に
『この治療法こそ効果テキメン!!』
『腰痛を治す運動』
と謳うモノがある
そんな モノがあったら一度目を疑え!

「世に存在する多くの治療法の中では効果が立証されていないものなど
たくさんあるのだから。」

「その中でも、慢性腰痛に対する運動はこれぞ!!という文献は見当たらなかった
「よって、『3カ月以上続く(非特異的)腰痛には
運動しておけば、とりあえずは良い』という表現にとどめておきたい。」
  

「他にも、(脚の痛みの有無に関わらず)急性または慢性腰痛者に対して、各種治療法の有効性と有害性を評価することを目的とした報告がある。

結論として、
『慢性または亜急性腰痛のための適度な有効性の十分な証拠と治療法は、認知行動療法運動脊椎マニピュレーション、および学際的なリハビリテーションである。』

と述べている。」

Chou R, Huffman LH. 
Nonpharmacologic therapies for acute and chronic low back pain: a review of the evidence for an American Pain Society/American College of Physicians clinical practice guideline. 
Ann Intern Med 2007; 147(7): 492-504.

治療法としては、
鍼治療、バックスクール、心理療法、運動療法、機能回復、学際的療法、マッサージ、物理療法(干渉療法、低レベルレーザー治療、腰椎サポート、短波ジアテルミー、表面的な熱、牽引、経皮電気神経刺激、および超音波検査)、脊椎マニピュレーション、ヨガを上げている。

「運動以外の治療方に関しても今後調査をすすめていく必要がありそうだ。」 

 

「一方

運動療法の推奨がされている反面で、効果が認められていないと表記されているものもある」

-高度な機能障害を有している群や障害者支給を受けている群では有効性が認められない‐

 (腰痛診療ガイドライン)

  

「急性腰痛と同様、慢性腰痛に対するすべてに以上のような報告があてはまるわけではない。なぜなら、運動と一言でいっても多くの種類がある。」

「また、慢性腰痛という時期の分類に着目したが、さらなるカテゴライズによって
効果の期待できる体操や運動があるかもしれない。ただしもしかすると、有害な影響を及ぼしかねない」
 

  「やはり、慢性腰痛という敵も一筋縄ではいかないようだ」

「日々鍛錬である」 

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第2部タイトル

「長く患っている腰痛症状を改善したい」
そんな思いを胸に、立ち上がった腰痛戦士ヌノシン

以前の報告では運動療法の効果に関する調査結果を示した。
腰痛✖️運動
=時期によって期待できる効果は異なる

そこで、次回は発症から3カ月以上の腰の痛みとされている「慢性腰痛」にロックオン!!

第1話「運動×腰痛=効く?効かない?」でも報告した通りだが
慢性腰痛に関して、腰痛診療ガイドライン2012では以下のように示されている

慢性腰痛に対する有効性には高いエビデンスがある(Grade A

それを、もう少し深く掘り下げて調査した。




【次回】腰痛戦士ヌノシン   第2部
第3話「慢性腰痛×運動=効果あり!?」
5/23(金) 20:00〜
お見逃しなく! 
  

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