原因不明の腰痛85%に挑戦し続ける!
腰痛戦士“ヌノシン”です

さて、先日アップさせていただきました。
ヌノシン☆松坂城にいるワケ
でもお話させていただきました通り、松阪まで
とあるスペシャリストにお会いしにきたワケであります。
行き着いた先は
(jiji松坂城の隣にあります史跡
本居宣長(もとおりのりなが)記念館
残念ながら、当日は休館日でした…
いやいや
冗談はさておいて

行き着いた先は
『かめだ整体室』
亀田祐旭先生のもと
実は、亀田先生とは過去にもお会いしたことがあり
少々お話もさせていただきた仲
※過去の記事を参照➡『起業理学療法士×かめだ先生
去年の6月にお会いした後もなお、
亀田先生は数々の団体からオファーを受けており
講師としてご活躍され続けていた。

実に全国各地で講師として引っ張りダコの亀田先生。
ずうずうしくも私ヌノシンは教えを乞おうと直接先生のホームへ伺ったのであった。

目的は一つ!!
腰痛に打ち勝つためのテクニックを教えてもらうこと!!
全国各地で講師として指導されている内容であるからには期待が高まる

ところで最初におさらいしておきたいことが
そもそも、亀田先生はどのような方々を対象に施術を提供しているか

公式ホームページによると貴整体室の主な対象者は
慢性痛をお持ちの方
腰痛、肩こり、膝痛で悩みをお持ちの方々が主に来客するようだ。
おそらく
クリニックや病院治療では救われなかった方々も多く相手にすることでしょう。

今回は
まず来店される方々の腰痛事情に関するお話を聞き、
次に、どのような対処をして腰痛に立ち向かっているのかを直接話を伺い調査した。

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慢性腰痛の方々を対象とされているようですが、具体的にどのような腰痛の方が多いですか?
その問いに対して出された答えは
大きく分けて2つ
①筋筋膜性腰痛
②心理・社会的腰痛

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まず
①の「筋筋膜性腰痛」に対して
これは徒手による介入で改善の見込みが大いにあり施術効果が期待できるとのこと。
その内容に関しては一旦置いておくとして。。。

もう一方、意外だったのが
②つ目
「社会・心理的腰痛」
これは近年の腰痛を勉強する上ではもはや珍しくないワードとなりつつあるが
我々、病院勤務の療法士ではあからさまには出会うことの少ない腰痛。
それが、
かめだ整体室では日常レベルで起きているそうだ。
決定的な例が、
初診時の問診票に
「精神安定剤」「抗うつ薬」といった内服をしており
『メンタルクリニックに通院している』ということを記載する利用者
中には(大人でも)親といっしょに来る方がいるそうで、
このような方は介入効果も期待が低いとのこと
もちろん、一通りの身体所見や評価に基づく介入を行うようではあるが
痛みに対する明らかな改善はみられず。
必要時に応じて、「心理面の影響で疼痛閾値が低下しているかもしれません」という話も含めて解説なさるそうだ。
私が“意外”と思っていることが“意外だった”そうで
その後も
現代社会の深刻さを語りあったのであった…

M1590004_edited-1電車に乗れば、グッタりとした表情をして出勤するサラリーマン
街を歩けば、メンタルクリニックの看板が珍しくない
ひとたび不眠に陥れば近くのクリニックで睡眠薬の処方を受け、薬に頼ることを知ってしまう…
自らが生活習慣や悩み・困難に立ち向かう姿勢を変えなければこの腰痛は減っていかないのかもしれない。。。
ところで
頼ってしまう治療といえば
ヌノシン自身も困っているのが、療法士に依存する患者
「先生、治してください」
という受け身スタンスで治療をする対象者(患者)
我々は自立を促したいのに、介入すればするほど依存を生んでしまう。
それでも、患者は“治してもらう”ということを要求してくる。
それでは、患者自身のためにならないですよね。。。
そんな熱烈な会話に発展してしまったが。。。
それに加えて亀田先生はこう付け加えた
『それは腰痛治療に限らず、教育も、政治も・・・』と話の広がりをみせる
現代の教育機関を問題視するのならまずは身近な自分の家庭から…
政治に愚痴をこぼすなら、まずは自分が選挙で投じる1票から…
結局、他人に任せてばかりでは問題は解決しない。
それと同じで
健康状態も
運動不足、喫煙、暴飲暴食・・・自分を見直すことから
社会全体を元気に変えていきたいですね
なーーていう話に。
社会が作り出している腰痛は大きな多くの問題をはらんでいそうですね…
『ヌノシン!社会を変えようや!!(笑)』
そんなお言葉をいただいて今回の調査は幕を閉じたのであります(^^)

いや、待てよ
テクニックを教えてもらってないじゃないか!?

「治せる腰痛!筋筋膜性腰痛!」
次回の投稿でじっくりとお伝えしますね★

本日も最後までご覧いただきありがとうございます。