2014-08-12-23-11-48先日N市某所にて、とある会合が開かれた。そこには青年海外協力隊の療法士3人が招待されていた。
その情報を聞きつけた腰痛戦士“ヌノシン”は会場に潜入し
場の空気も読まず
何食わぬ顔でインタヴューを開始した

本日はその取材結果を掲載する
2014-08-12-23-09-54
「こんばんは腰痛戦士“ヌノシン”です」
「今回、取材に協力していただいた3名の方々はJICAを通じて、発展途上国へ派遣された理学療法士2名ならびに作業療法士1名である」

そもそもJICAってなに??
独立行政法人国際協力機構: Japan International Cooperation Agency
発展途上国に対し政府開発援助をする機構(詳しくはホームページ参照)

「今回の会合では、参加者に設けられた質疑応答の貴重なお時間をいただくことができた
ここぞとばかりに私は発展途上国の(非特異的)腰痛に関する情報を聴取した。」
 
2014-08-12-23-10-51

2014-08-12-23-12-23モンゴルへ派遣されていた
理学療法士 小泉裕一先生

「モンゴル(ウランバートル)においては
『腰痛治療NEEDがある』とのハッキリとしたお答えを頂戴した(ただし、データで表すことは不可)
どれほどNEEDがあるかというと、腰痛関連以外の理由で入院している患者さんが『私の腰痛をみてくれ』と小泉先生に訴えてくるほどなそうだ 
特に肥満な人が腰痛を訴えるような印象があるそうだ」
「治療内容としては、物理療法が中心に施行されており、マッサージ、温熱、電気治療、牽引などがルーチンに施され、評価もしないそうな」
「そもそも理学療法士がいることが稀で評価を実施することもなく、看護師が温熱や電気治療等の物理療法を施すそうである。」

2014-08-12-23-10-29タイに派遣中(当日は一時帰国中であった)
理学療法士 岩田研二先生
『KENJIのブログ』のリンク➡こちら

「タイにおいても腰痛治療NEEDはあるが、治療費を払うほどの経済的な余裕はないとのこと
治療法においても物理療法がほとんどとイメージしていいようだ
『ちなみに患者でなく、医療・介護スタッフ側に腰痛で仕事に支障をきたしている状況はありますか?』と問うと、『目立った問題には至っていないが、今後は現れることも予想される』という。
『患者をベッドへ移乗させるための指導が今後必要になるだろう』とKenji Iwataは語る
その時見せていただいた画像はなんとも衝撃的だった
それは“患者が患者を移乗させている”映像
腰痛がどうこう…移乗の方法がどうこう言っている余裕はない状況が伝わってくる
日本は恵まれている…」
2014-08-12-23-09-30最後に、中国へ派遣されていた
作業療法士 吉田 太樹先生
『現地レポ-ト』のリンク➡こちら

中国に関する腰痛状況は
時間の都合上、インタビューできず・・・失礼しました

「ともかく発展途上国においても腰痛有訴者は多いようだ、しかし日本のような大規模調査は実施されていないため、腰痛に苦しむ人が国民のどれほどかは明確ではない。」
「私は思った、そもそも途上国の方々は『腰痛で苦しい』なんて言っている前に生活上で満たさねばならないことがあるのかもしれない
日本では接骨院へ行っても、病院やクリニックへいっても保険診療でお手頃価格の診察費で治療・処置を受けることができる。たとえ全額実費であっても治療やコンディショニングを受けるための経済的余裕もある。(加えて、慢性的な腰痛の場合は本来、保険診療上での処置は終えなければならないが、私の知る範囲ではその限りではないことが事実。もはやサロン化されている接骨院もなかには存在する。)
先進国の一つである日本は“腰痛”という国を代表する病(正確には“症状”)に侵されているように見えるが、発展途上国においても腰痛に苦しむ人は多くいることが予想される。それは明確なデータとして残っていないがために注目されていないことや、経済的な事情で覆われてしまっているのかもしれない。発展途上国といってもオフィスワークや重労働も多く、運動不足や食生活の偏りなど生活習慣の乱れはあるようだ。」
「今回取材の対象となった近隣諸国においても日本と同様に今後腰痛が社会問題ともなりうる。
もしかすると
日本で育成された腰痛戦士たちが派遣される日も近いかもしれない。
「もっともっと忙しくなりそうだ・・・」
2014-08-12-23-09-442014-08-12-23-10-10
今回取材に協力してくださった先生方をはじめ、このような機会を与えてくださいました団体様には深く感謝申し上げます。



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